2011年2月15日火曜日

あるケアンの子

その子とは 2度会った。半日以上を一緒に過ごした。
やさしい良い子だった。
去年の初夏、確か1歳過ぎたばかりの頃ではなかったかな?

そして 三度目に会ったのが 先週。
師匠のグルーミングテーブルの上で。

安楽死にしようか・・・という話が出ているという。
その子の飼い主は もう その子を要らない子。と思っていて、
新たな飼い主探しをしている。
もし新たな飼い主が見つからない場合は 安楽死。なんだそうだ。

なぜ 要らないか。

2度 人を噛んだから。
話に寄ると そりゃーーーーー 噛むかもね。と思えたし、
解っている人なら 噛まさなくできた状況。

飼い主は 購入先ブリーダーJさんに
一時、いろいろと (しつこがられる程に)相談を持ちかけていたらしい。
そして ビヘイビアリストを紹介され いろいろとやってみたらしい。
でも 何も変化が無い・・・・と Jさんに連絡したのが最後で
その後は 新たな飼い主探しを頼んで来たが、
噛む歴のある犬の 里親探しを断られ 安楽死の方向へ 傾いているのだそう。

今のところは まだ 自分で 飼い主を探そうとしているようだけど。


最初の年は 定期的にグルーミングされ 美しく調えられていたのに
今回会った この子は ボサーッ・・・・ )))))
なんていうか 飼い主 この犬にもう 飽きてしまったの??
と思わざるを得ない状況。


いろいろ 言いたいことは山ほどあったけど・・・・
直接相談を受けたわけではないので・・・今の私には出る幕は無く。
ただただ あの子が将来安泰でありますように・・・と願うのみ。

あの子は 噛む犬だから安楽死・・・
って 片付けられるべき犬では無いのです。

悔しいです。私の無力さが。

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